川島 秀一

民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授

 

1952年宮城県生まれ。東北大学附属図書館、気仙沼市史編纂室、リアス・アーク美術館、神奈川大学特任教授などを経て、東北大学災害科学国際研究所教授。「災害文化」を「人間と自然の付き合い方」と捉え、列島各地で自然災害の記憶や記録が日常的にどのように伝えられてきたのかを探り、この列島に住む人々の、自然観や災害観、生命観、死生観などに基づいた防災を考える研究を行っている。近著に、『安さんのカツオ漁』(2015、冨士房インターナショナル)など。

関連プログラム「ラボカフェスペシャルfeaturingサーチプロジェクト」

「街の災害碑を巡るツアー」

日時:4月9日(土)12:50─15:30

定員:20名程度(要申込)

ナビゲーター:川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

集合:12:50 JR「大正駅」改札口外

ツアーコース:浪速区「大正橋」〜西区九条地域

参加費:無料(電車賃は実費負担)

 日本では、地震や津波、噴火、台風など、数百年に一度という間隔で様々な大災害が起こり、その度に出来事を後世に伝えるための災害碑が地域の人々により建てられています。このツアーでは、大阪市内に残る風水害史をうかがい知ることができる記念碑を巡りながら、災害について考え、対話する機会をつくります。

 


「地球と人の営みから見えてくる災害」

日時:4月9日(土)16:00─19:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:
佐伯 和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)
川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

 日本列島そのものや地球の営みから起こる「災害」について着目する「ニュー“コロニー/アイランド”2」。本展では、アドバイザーに、国内外の火山調査を通して地球の営みを見続けてきた、惑星地質学・鉱物学研究者の佐伯和人さん、全国の漁撈伝承やカツオ漁の調査を通して人の営みを見続けてきた、民俗学者の川島秀一さんをお迎えしています。本談では、お二人の研究内容を元に、地球と人、双方の営みから見えてくる「災害」について考えます。


「海の文化と気象判断の知恵について」

日時:6月24日(金)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:
川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)
尻池宏典(尻池水産)

 民俗学者として気仙沼を拠点に全国のカツオ漁師や漁撈伝承を長年取材している東北大学の川島秀一さんと、神戸・新長田に生まれ、幼少の頃に阪 神淡路大震災で被災したことがきっかけで家業でもある漁業を引き継ぐことを思い立ち、現在ではいかなごやしらすを主にとる船を毎朝繰り出す尻 池宏典さんをゲストにお迎えします。人と海との関わりを通し、私たちが得るものと、学ぶことについて民俗学的な視点と、実際の現場の視点を交えながら対話を深めてゆきたいと思います。


クロージングトーク「災害にまつわる所作と対話」

日時:6月25日(土)16:00─19:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:

佐伯和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

川島秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

dot architects(建築ユニット)

 100日間の会期を通して、地球の営みによって生じる災害について考え、対話を繰り広げてきた、サーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展。クロージングでは、本展のアドバイザーである惑星地質学・鉱物学研究者の佐伯和人さん、民俗学者の川島秀一さんのお二人と、会場設計・施工を担当した建築ユニットのドットアーキテクツさんをお迎えし、参加者の皆さんとともに、一軒家という日常空間に散りばめられた災害にまつわる表現や情報を改めて見直し、これまでの日々を振り返ります。そして、“惑星地球・日本列島”に生きる“私たちのこれからの所作”について試行し、対話を繰り広げ、明日からの日々を迎えたいと思います。