ラボカフェスペシャルfeaturingサーチプロジェクト

会期中には、本展のテーマを多角的に捉えるため、幅広いテーマで、トークやワークショップを開催します。

クロージングトーク「災害にまつわる所作と対話」

日時:6月25日(土)16:00─19:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:

佐伯和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

川島秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

dot architects(建築ユニット)

 100日間の会期を通して、地球の営みによって生じる災害について考え、対話を繰り広げてきた、サーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展。クロージングでは、本展のアドバイザーである惑星地質学・鉱物学研究者の佐伯和人さん、民俗学者の川島秀一さんのお二人と、会場設計・施工を担当した建築ユニットのドットアーキテクツさんをお迎えし、参加者の皆さんとともに、一軒家という日常空間に散りばめられた災害にまつわる表現や情報を改めて見直し、これまでの日々を振り返ります。そして、“惑星地球・日本列島”に生きる“私たちのこれからの所作”について試行し、対話を繰り広げ、明日からの日々を迎えたいと思います。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→「災害にまつわる所作と対話」クロージングトーク!


「 大阪の活断層を巡るツアー」

日時:6月25日(土)13:00─15:00

定員:20名程度(要申込)※満員御礼のため、申込は締め切りました。

ナビゲーター:佐伯和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

ゲスト解説者:廣野哲朗(活断層研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授)

集合:12:50 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」5番出口

ツアーコース:四天王寺~日本橋界隈

参加費:無料(電車賃は実費負担)

 大阪市内東部に緩やかな稜線を描く上町台地。北は大阪城が位置する中央区から南は住吉大社で知られる住吉区付近に至るこの丘陵地は、大阪平野を南北約42kmに渡り貫く「上町断層帯」の活動により生まれたといわれています。現在、近畿地方で最も地震のリスクが高いといわれている上町断層帯は、古来よりどのように活動し、大阪の地形をつくってきたのでしょうか。このツアーでは惑星の活動と災害の関係を探究する大阪大学の佐伯和人さんが、活断層研究の専門家である同大学の廣野哲朗さんをゲスト解説者として招き、ともに大阪のまちに位置する活断層の形跡を巡りながら、日常と隣り合わせにある災害について体感してみたいと思います。 

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→歩きながら活断層を体感する(大阪の活断層を巡るツアー)


「海の文化と気象判断の知恵について」

日時:6月24日(金)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:

尻池宏典(尻池水産)
川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

民俗学者として気仙沼を拠点に全国のカツオ漁師や漁撈伝承を長年取材している東北大学の川島秀一さんと、神戸・新長田に生まれ、幼少の頃に阪 神淡路大震災で被災したことがきっかけで家業でもある漁業を引き継ぐことを思い立ち、現在ではいかなごやしらすを主にとる船を毎朝繰り出す尻 池宏典さんをゲストにお迎えします。人と海との関わりを通し、私たちが得るものと、学ぶことについて民俗学的な視点と、実際の現場の視点を交えながら対話を深めてゆきたいと思います。


「私たちの暮らしと科学技術」

日時:6月21日(火)19:30─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:中村征樹(大阪大学全学教育推進機構准教授)

 私たちの暮らしは科学技術に囲まれています。科学技術によって災害を知り考え乗り越えようとし、一方で、災害によって科学技術が麻痺する状況が私たちの生活を一変させます。いま災害を考えることは、科学技術と社会の関係について考えることと等しいのかもしれません。今回は、『ポスト3・11の科学と政治』の編者であり、科学技術社会論・科学技術史を専門とする中村征樹さんをゲストに迎え、災害を通して見えてきた科学技術と社会を巡る問題、そして科学技術と社会の関係に関するお話をお伺いしながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


「災害ボランティアのいま」

日時:6月14日(火)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:渥美公秀(大阪大学全学教育推進機構准教授)

 今でこそ、耳慣れた言葉となった「災害ボランティア」ですが、1995年の阪神・淡路大震災がボランティア元年とも呼ばれ、以後、新潟中越沖地震や東日本大震災などを経て、その存在が定着しました。今回は、災害ボランティアの仕組みや活動環境の改善を目的に、被災地に赴き現場の当事者とともに実践的研究を続ける“グループ・ダイナミクス”の専門家である渥美公秀さんをゲストに迎え、災害ボランティアの過去や現在についてお伺いします。そして4月に熊本・大分地域の地震が起こり、今まさに災害ボランティアの役割や意義が重視されている中で、その課題や可能性について皆様と対話を繰り広げたいと思います。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→「災害ボランティアのいま」渥美公秀さんをお呼びして


「写真家/畠山直哉との対話」

日時:6月11日(土)16:00─18:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:畠山直哉(写真家、サーチプロジェクトvol.5出展作家)

 自然・都市・写真の関わり合いに主眼をおいた作品を国内外で制作・発表する写真家の畠山直哉さん。サーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展では、東日本大震災直後から現在に至るまで故郷の陸前高田を撮影したおよそ200枚の写真とその撮影日からなる映像プロジェクションを出展されています。震災という大きすぎる出来事に対して、写真家として、一個人として真摯に向き合い、様々に沸き起こる問いについて考え、言葉を重ね続けてきた畠山さんとともに、問いの先にある“これから”や表現の可能性について対話を繰り広げたいと思います。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→「写真家/畠山直哉との対話」


「『日本沈没』からみるSF的災害考 ー 中野昭慶さん(特技監督)作を中心に大いに語る。」

日時:6月3日(金)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:
佐伯和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

※今回ゲストで登場される予定だった中野昭慶さんは、 体調不良のため急遽参加ができなくなりました。予めご了承下さいますよう宜しくお願い致します。

ロボットや医療、人工知能などこれまでSF(サイエンスフィクション)の世界として私たちを魅了してきた出来事が、加速的に現実味を帯びつつあります。近年多発する災害から、かつて手に汗を握りながら観たスリリングな映画世界をふと連想してしまうこともあるでしょう。今回は、日本のSFパニック映画の金字塔とも言える『日本沈没』や『ゴジラ』の特撮(特殊技術)を手がけられた特技監督の中野昭慶さんをお呼びし、撮影当時の様子などを紐解きながら「災害」を考えてみたいと思います。対話相手は、幼い頃に『日本沈没』と『妖星ゴラス』を観て科学者を志したという佐伯和人さんです!


「記録と想起/災害とアーカイブ」

日時:5月27日(金)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:清水チナツ(せんだいメディアテーク学芸員)

 近年、震災や津波、火山噴火など、過去の大規模災害の記録や記憶を後世に伝えるためのアーカイブ活動が盛んに行われています。東日本大震災後に仙台市内の公共施設で発足したプロジェクト「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(通称:わすれン!)では、震災に関する様々なアーカイブを「記録・収集」「整理・保存」「資料化」「利活用」を通して、様々な人や場所に手渡していく、という取り組みが行われています。今回は、そのプロジェクトに携わる清水チナツさんをゲストに迎え、「震災アーカイブ」のあり方や、地域におけるアーカイブ活動について、お話をお伺いします。


「惑星・地球の石を語る、惑星地質学者と美術家」

日時:5月20日(金)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:
小山田徹(美術家、サーチプロジェクトvol.5出展作家)
佐伯和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

 惑星の一つである地球。その誕生や進化の過程が表出した岩石や地層は、日本列島をはじめ世界各地でさまざまにみられます。そして様々な種類がある無数の石を、人類は有史以来、道具や建材や装飾品などに活用・加工し、古くは信仰の対象でもありました。そんな石の魅力に取り憑かれた!?惑星地質学者と美術家がサーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展で出会います。日本洞窟学会会員でもあり、"握り石"という対話プロジェクトを行う小山田徹さんと、岩石学・鉱物学をベースに月・惑星の起源や火山活動観測の研究を行う佐伯和人さんが、地球の欠片ともいえる石を起点に対話を繰り広げます。


「アートプロジェクトの記録と事象の当事者性~ジョルジュ・ルース『廃墟から光へ』から」

日時:5月17日(火)19:00─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:岸本康(映像家、Ufer! Art Documentary)

 サーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展で上映されている映像作品「ジョルジュ・ルース『廃墟から光へ』」。この映像は、フランス人アーティストのジョルジュ・ルースが、阪神・淡路大震災後に行ったアートプロジェクトのドキュメンタリー映画です。当時は未だ稀有だった震災後の被災地におけるアートプロジェクトについて、その経緯や成り立ちや関わる人々の思いを知ることは貴重です。その全貌を収めた本作は、映画作品としても高く評価されています。今回は、本作の監督である岸本康さんをゲストに迎え、作品上映とともに、当時の状況やアートプロジェクトを記録することで事象と向き合う当事者性などについて、お話をお伺いします。


「土地とともにある暮らしと表現、その自問 ~螺旋海岸から」

日時:5月14日(土)15:00─17:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:志賀理江子(写真家、サーチプロジェクトvol.5出展作家)

 宮城県名取市の「北釜」地区に暮らしながら、地域のカメラマンとして祭りなどの公式行事の記録や、地域住民のお年寄りのオーラルヒストリーの作成などの活動を行う写真家の志賀理江子さん。サーチプロジェクトvol.5「災害にまつわる所作と対話」展では、東日本大震災を経て発表された写真作品「螺旋海岸」シリーズの一部が出品されています。この度のトークでは、震災前から現在まで、写真を通じてひとつの土地と向き合い続け、そこに暮らす地域の方々と様々に関わり合いながら表現活動を続け、その意味を自問し続ける志賀さんの創作活動について、お話をお伺いします。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→肉眼で見えないものを撮る(写真家・志賀理恵子さんトークプログラム)


「中之島から防災・減災を考える、その1」

日時:5月12日(木)19:00─21:00

定員:30名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:美馬一浩(大阪府都市整備部 事業管理室参事)

 堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲である中之島。この地は日本有数のビジネス街であり、企業など29社が参加する中之島まちみらい協議会ではエリア防災に関する調査を行っています。他方、南海トラフ大地震に対する防潮堤整備計画を策定した大阪府市は、夜間人口よりも昼間人口が圧倒的に多い中之島における、官民連携による防災ネットワークを模索しています。そこで、中洲のビジネス街という特異な地域における、日常的な出来事の延長線上にある地域に根ざした防災・減災情報ネットワークについて、みなさんとともに考えてみたいと思います。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→身近な防災を考える場「中之島から防災・減災を考える、その1」


「今日、なにをどうやって食べますか?」

日時:4月23日(土)14:00─16:00

定員:30名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:小山田徹(美術家、サーチプロジェクトvol.5出展作家)

 食べることは生きることです。でもなぜか、最近、科学的根拠とは異なる個人の価値観によって、どこの何を選択し、どんな食卓を囲むのか?人それぞれの食に関する当たり前や他者への関心など、自由に語り合うことが難しくなってはいませんか?そこで、女川の対話工房などの共有空間の開発や食べることと話すことと真摯に向き合う美術家の小山田徹さんをゲストに迎え、“社会”という大文字の価値基準ではなく、“わたし”という個人の立場から“食にまつわる座”を囲んでみたいと思います。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→今、誰となにを食べて、なにを話しましょうか。


「“あの日”からの……」

日時:4月13日(水)19:30─21:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:しりあがり寿(漫画家、サーチプロジェクトvol.5出展作家)

 東日本大震災後、目まぐるしく変わる状況と人々の心情を、新聞や雑誌の連載で描き続けてきた漫画家のしりあがり寿さん。「ニュー“コロニー/アイランド”2~災害にまつわる所作と対話~」では、震災から50年後の未来を描いた「海辺の村」、一般公募で放射能の漫符を集めたプロジェクト「放射能可視化計画」、復興支援のあり方をユーモラスにシニカルに表現した「ボランティア顔出し看板」等が出品されています。それらを巡る、“あの日”からのしりあがり寿さんの思いや考えについて、お話しをお伺いします。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→優しく、漫画でたたかう しりあがり寿さんの「"あの日"からの......」


「地球と人の営みから見えてくる災害」

日時:4月9日(土)16:00─19:00

定員:50名程度(当日先着順、入退場自由)

ゲスト:
佐伯 和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)
川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

 日本列島そのものや地球の営みから起こる「災害」について着目する「ニュー“コロニー/アイランド”2」。本展では、アドバイザーに、国内外の火山調査を通して地球の営みを見続けてきた、惑星地質学・鉱物学研究者の佐伯和人さん、全国の漁撈伝承やカツオ漁の調査を通して人の営みを見続けてきた、民俗学者の川島秀一さんをお迎えしています。本談では、お二人の研究内容を元に、地球と人、双方の営みから見えてくる「災害」について考えます。

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→惑星地質学・鉱物学研究者と民俗学者に聴く、地球と災害


「街の災害碑を巡るツアー」

日時:4月9日(土)12:50─15:30

定員:20名程度(要申込)

ナビゲーター:川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授、サーチプロジェクトvol.5アドバイザー)

集合:12:50 JR「大正駅」改札口外

ツアーコース:浪速区「大正橋」〜西区九条地域

参加費:無料(電車賃は実費負担)

 日本では、地震や津波、噴火、台風など、数百年に一度という間隔で様々な大災害が起こり、その度に出来事を後世に伝えるための災害碑が地域の人々により建てられています。このツアーでは、大阪市内に残る風水害史をうかがい知ることができる記念碑を巡りながら、災害について考え、対話する機会をつくります。

※本プログラムはお申込みが必要です。参加ご希望の方はアートエリアB1まで!

イベントレポート(スタッフブログ)はこちら→災害碑から受け継がれる時間と災害(街の災害碑を巡るツアー)


「"災害にまつわる所作と対話"の一日目」

日時:3月11日(金)19:00─21:00

定員:30名程度(当日先着順・入退場自由)

カフェマスター:

木ノ下智恵子、久保田テツ(大阪大学CSCD教員、アートエリアB1運営委員)

塚原悠也(NPO法人ダンスボックス、アートエリアB1運営委員)

 アートエリアB1では、当館を通じてアートや知の可能性を探求(=search)する企画展「サーチプロジェクト」を2011年から毎春開催しています。今年のvol.5では、「ニュー"コロニー/アイランド"2」と題して、惑星・地球に位置する日本列島そのものや地球の営みから起こる「災害」について着目し、会期中に様々な視点から対話を繰り広げます。その第一日目では、アートエリアB1運営メンバーによる企画展の紹介と、展覧会をサポートしていただけるサポートスタッフに向けた説明会を兼ねて、ギャラリーツアーとオープンミーティングを開催します。

※プログラム終了後、サポートスタッフ希望者の受付を行います。ご希望の方は、必ず説明会にご参加下さい。